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HTMLメルマガ作成ノウハウを大公開!エンタメ業界の成果が出るメルマガ【準備編】

榊原 邦雄 2017.10.23

「メルマガからWebサイトに誘導したい」
「もっと購買に繋がるメルマガにしたい」
メルマガを配信している担当者なら、こんなことを常に意識していると思います。

今回は、エンターテイメント業界におけるメルマガ制作のディレクターを専任してきたからこそ見えてきた、成果を発揮するメルマガのノウハウを2回にわたってお伝えします。
様々な視点から、きっと他業界においても参考いただける情報であると思います。

第1回は、メルマガを制作する前の準備についてご紹介します。

目次

  • メルマガのコンバージョンは何か
  • 目標の指標は明確に、タイミングは足並みをそろえて

メルマガのコンバージョンは何か

今回は、クライアントが「テーマパーク」だったとして話を進めてみましょう。

クライアントは、たくさんのアニメやゲームなどのIP(※)の使用許諾を得て、それらを全面に押し出したイベント・アトラクションを展開しています。プロモーションの媒体はHTMLメールで、ターゲットはメルマガ購読ユーザーです。このメルマガの配信から、近々オープンする新しいアトラクションへ集客をしたいと考えています。
※IP...Intellectual Property、知的財産権のこと。本記事では作品、キャラクターのことを差します

さて、今回のメルマガの目的を設定しましょう。

よく設定される目的のパターンとしては以下があげられます。

  • ・ランディングページへの誘導
  • ・本体WEBサイトへの誘導
  • ・アンケートや問い合わせのリアクション回収
  • ・メルマガ掲載情報の把握理解
  • ・販売促進
  • ・登録促進

今回は、新しいアトラクションへ集客したいので、欲しい効果は「このイベントに行きたい!」と思わせて、一枚でも多くのチケットが売れることです。そのため、コンバージョンは販売促進である「チケット購買」と設定します。

目標の指標は明確に、タイミングは足並みをそろえて

コンバージョンである「チケット購買」の成果を最大限に発揮するための最適な配信タイミングはいつでしょうか。

配信日は、クライアントの希望もあるでしょうし、さまざまな制約から確定する場合もあります。
ここで抑えておくべきことは、メルマガの目的は「チケット購買」であるということを担当者間で共通認識を持っておくことです。
なぜならば、メルマガ配信タイミングによっては最大の効果が出ないことがあるからです。

「プレスリリースと同時」がお約束ではありません

エンタメ系情報のプレスリリースの拡散性は効果的です。まとめサイトなどにも取り上げられやすく、すぐに「SNS」にも波及します。良き相乗効果を生むのでは?と思ってしまいます。
たしかに、宣伝効果は高いでしょう。しかし、コンバージョンを思い出してください。

プレスリリース時点では、チケット購入窓口が未開設だったり、物販予約が始まっていなかったりと、ユーザーが買いたくても買えない状況であることが非常に多いです。
コンバージョンである「チケット購買」へユーザーが到達できないタイミングで、メルマガを配信するのは得策ではありません。配信後の報告会議で「売れていないじゃないかー!」と紛糾すること請け合いです。

良き配信タイミングとは

それは、Web上で購入導線が出来上がったタイミングです。

「お待たせしました!本日チケット販売開始!今すぐ買える!こちらをクリック!」
購買意欲が高まった瞬間に、欲求に応えてくれる導線があれば、ユーザーは勢いのままチケットボタンを押すでしょう。

このように、コンバージョンと配信タイミングはとても重要です。
もしクライアント希望などの制約によって配信タイミングが最適化できなくても、コンバージョンを明確に共有しておけば、その先の導線を考慮して成果についてクライアントを説得でき、納得していただくことができます。

次回は、「制作編」です。具体的にどんな構成で作れば成果が出るのか、明日から実践できるノウハウをご紹介したいと思います。

HTMLメルマガ作成ノウハウを大公開シリーズ